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「雪のみやこうた」全国コンクール2010 「雪のみやこうた」全国コンクール2010 「雪のみやこうた」全国コンクール2010

 このたび実施の、8回目を迎えた「雪」をテーマとした「みやこうたコンクール」の審査結果をご報告致します。

「雪のみやこうた全国コンクール2010」応募数発表

  • 審査 「みやこうたを創り楽しむ会」(会員数 41人)で実施
  • 一般の部      258点(前回 449点)
  • 高校・中学生の部 1,034点(前回 1,558点)
  • 小学生の部     6,177点(前回 5,817点)
  • 合計         7,469点(前回 7,824点)

お問い合わせ

  • 株式会社 カロリアジャパン 「みやこうた係」
  • 〒030−0852 青森県青森市大字大野字金沢30-24
  • 電話 017-739−8681
  • FAX 017-739−8682

「雪のみやこうた」全国コンクール2010・受章者発表

「雪のみやこうた」全国コンクール2010募集要項はコチラから

最優秀賞・一般の部

  • 雪の だるまを残して 帰省の子 (階上町 中村 豊志)
  • メガネ ワイパーほしいな 冬の道 (青森市 山内 千鶴子)

最優秀賞・中高生の部

  • つぼみ 白い地の中に 息ひそめ (弘前市立第三中学校 二年 賀佐 昴大)
  • 父が 雪かき見送る 受験の日 (青森県立弘前工業高校 一年 本間 高大)

最優秀賞・小学生の部

  • ははの ゆきみちうんてん むごんだよ (八戸市立湊小学校 一年 かめい たつき)
  • おでん いろんなゲストが なべのなか (八戸市立湊小学校 五年 長根 知哉)
  • 雪は 天使と悪魔の 二面相 (つがる市立柏小学校 六年 吉田 礼音)

優秀賞・一般の部

  • ホーム 人生十色の なみだ雪 (むつ市 高岡 千鶴子)
  • 雪に 七ツの顔ある 冬津軽 (弘前市 後藤 稔)
  • 夢幻 星降る十和田湖 冬花火 (十和田市 佐藤 省吾)
  • りんご 津軽弁まじる 母の文 (十和田市 稲場 暁子)

優秀賞・中高生の部

  • 雪の 下で春を待つ 命たち (中1 川嶋 雄太)
  • 積る 受験の不安と 白い雪 (中3 石崎 新弥)
  • ふたり 雪舞う夜道で 離せぬ手 (高3 中村 友美)
  • 絵馬に 願いをこめてる 受験生 (高3 米田 彩乃)
  • 木々の りんごを落として 山眠る  (中3 太田 静)
  • 受験 けんかした兄に がんばって (中1 後藤 美実)
  • 雪の 中で舞う神楽 神々し (中2 野牛 愛美)
  • 朝に 雪かきする父 「しばれるじゃ」 (中1 秋元 日和)
  • そっと 合格を祈る 初詣 (中3 渡會 和佳)
  • 希望 凍てつく街角 除夜の鐘 (中1 奈良岡 尊仁)

優秀賞・小学生の部

  • 命 母からもらった 宝物 (小4 上村 凌介)
  • いわに うみねこかたよせ はるをまつ (小3 秋山 桃樺)
  • 筆に 決意ものせての かきぞめを (小5 関川 凛)
  • ゆきに かくれて春待つ ふきのとう (小6 石橋 桃佳)
  • ゆきの ふむ音いろいろ ふしぎだな (小1 松平 翔)
  • ほしの きらめきみている ゆきだるま (小2 澤田 聖空)
  • ふぶき じゃまをしないでよ ちこくする (小5 土岐 葵)
  • 母の 編んだマフラーは 愛じるし (小6 増田 愛華)
  • こたつ みんなでゴロゴロ トド家族 (小4 和泉 采花)
  • ゆきで すずめがあそんだ あしあとが (小1 金見 奈央)
  • 冬の 奥入瀬けいりゅう 光るたき (小4 田中 亮佑)
  • つえを つき歩く祖母の うでをとる (小5 一戸 彩乃)
  • 冬至 おいしいかぼちゃに ゆずの風呂 (小6 佐藤 大誠)
  • 赤子 両手に幸せ にぎりしめ (小6 奈良 響)
  • ゆきの あしあとわたしに ついてくる (小1 戸舘 結菜)
  • 春を 知らせるお手紙 ふきのとう (小5 長嶋 芽生)
  • 手あみ くつした温か 祖母のあい (小5 塚尾 凌河)
  • 竹刀 持つ手もかじかむ 寒稽古 (小5 坪 ほのか)
  • 土を 持ち上げきんトレ しもばしら (小4 森林 宏太)
  • 雪は 変形自在な 芸術家 (小6 澤 一輝)

佳作・一般の部

  • 春の 薄雪帽子に 福寿草 (八戸市 田中 清雅)
  • 畑 越冬野菜に 雪布団 (大鰐町 成田 さなえ)
  • ギュッと 小さき手の平 雪にぎる (黒石市 一戸 理賀子)
  • 風巻く ストーブ列車の 国なまり (三重県 伊藤 健之助)
  • 変化 七雪となりて 北都染め (八戸市 金田 正太郎)
  • 母の 最期に見ていた 雪景色 (北海道 松林 洋子)
  • 浮標を 灯せば波揉む 冬の海 (青森市 神 繁雄)
  • 花芽 雪降る大地で 春の夢 (八戸市 伊藤 みえ子)
  • 春が 吹雪の向こうで かくれんぼ (五所川原市 小原 み志)
  • 雪は 我が子を笑顔に する魔法 (石川県 若林 倫子)
  • 吹雪 手を取り寄り添う 夫婦傘 (兵庫県 村岡 君代)
  • 大地 雪布団重ね 芽吹き待つ (三沢市 立花 八恵子)
  • 君の ふり向く笑顔に 雪煙り (青森市 渡辺 きみえ)
  • 雪華 夜空にきらきら 寒湯治 (青森市 工藤 朋子)
  • 地吹雪 村飲み込まんと 野面這う (東京都 田中 八千代)
  • 吹雪 野鳥を育む 木守柿 (弘前市 近藤 スミ子)
  • 母の 着ぶくれ背中の なほまろく (青森市 相馬 クニエ)
  • 吹雪 老老雪掻き 血が滾る (平川市 木村 正雄)
  • 我が身 脂肪をまといて 重い腰 (七戸町 水尻 秀子)
  • 野菜 雪むろの中で 春を待つ (田子町 新井田 江美)

佳作・中高生の部

  • 桜 寒さにたえぬき 咲きほこる (中2 野沢 怜雄)
  • 古城 雪が降るほどに また映える (中3 片岡 久人)
  • 母の ひびわれた指に 感謝する (中2 水石 彩菜)
  • 白い 六花の花舞う 隠れ里 (中2 滝本 愛)
  • ふわり わたしを優しく 包む雪 (中1 東谷 真央)
  • 外は 雪の絵あふれる 自由帳 (中3 北村 さゆり)
  • 雪の 重みに耐えぬく 冬の木々 (中1 畠山 将人)
  • ねがう 今年の幸運 神社へと (中1 須藤 南々穂)
  • 氷柱 屋根からあいさつ 寒の入り (中2 川口 榛菜)
  • 雪と 毎日格闘 祖母と祖父 (中1 湯瀬 江里花)
  • 雪日 あかぎれに染まる 母の指 (中1 高瀬 結花)
  • つらら 朝やけをあびて クリスタル (中2 山本 亮汰)
  • 母子 雪道歩いて 二本線 (中2 埒見 駿介)
  • 雪は 景色を彩る 芸術家 (中2 山下 亮)
  • ポンと 足のスタンプを 雪におす (中3 山本 千夏)
  • 雪に 書いたあなたへの メッセージ (中1 武田 有加)
  • わいは おらほの雪だば 腰ぬかす (中1 村田 和)
  • ふぶき かすかに消えゆく 岩木山 (中1 齋藤 那歩)
  • スキー 男のロマンさ ジャンピング (中1 鳥山 優聖)
  • 母は 冬ソナ見ちゃって 韓国へ (中1 角野 光司)

佳作・小学生の部

  • つらら どこまでのびるの せいくらべ (小4 飯田 陸)
  • だるま 次から次へと 服重ね (小6 吉田 海飛)
  • つぼみ 夢を見てねむり 春を待つ (小4 菊池 花音)
  • 風が 葉っぱのようふく ぬすんでく (小6 蛯名 美咲)
  • バット 努力の証に まめの数 (小6 早坂 和真)
  • 心 真っ白になれる 雪が好き (小4 松嶋 佑菜)
  • ふゆは つららがみんなで せのびする (小1 五十嵐 優衣)
  • 春の はじまりの合図 ふきのとう (小5 小林 大晃)
  • つくし となりでタンポポ わらってる (小3 工藤 愛夢)
  • ゴーン はじめてならした じょやのかね (小1 下館 陸人)
  • 夜空 手がとどきそうな オリオン座 (小5 尾形 梨紗)
  • 強く 生きる寒立馬 めざしたい (小4 木村 真優)
  • カイロ ポッケの中だけ 春がきた (小6 戸部 彩音)
  • りんご ゆきのなかですよ あまくなれ (小1 みやもと りゅうく)
  • ゆきの ぼうしをかぶった 木のおやこ (小2 古舘 源貴)
  • 雪の いろんな表情 まんげきょう (小3 榊 泰成)
  • はがき みんなに届いて 笑顔咲く (小5 佐藤 誉)
  • どうろ ゆきがいっぱいで かにあるき (小1 工藤 華奈)
  • じじが こたつでねている なんのゆめ (小2 工藤 由真)
  • 母の がんばるその手は しもやけだ (小5 舘 佳純)
  • 芽生え 目指してかくれる フキノトウ (小6 赤石 凌)
  • ほっぺ さわった母の手 ガッサガサ (小5 高橋 春花)
  • メタボ ぽっこりおなかの 雪だるま (小5 尾崎 遥菜)
  • よるに ひそひそおしゃべり ゆきだるま (小2 小林 梨緒)
  • なつに またくるからねと ないちゃった (小1 木下 あさひ)
  • カルタ 手と手のたたかい 大さわぎ (小2 土みね ライラ)
  • 春が ぼくをよんでいる 中学へ (小6 三浦 頼)
  • まどに いきをふきかけて メモちょうだ (小4 木村 莉菜)
  • 雪を さわってかがやく 子どもの目 (小6 福井 萌麗)
  • さんぽ 歩いた道追う くつのあと (小6 花田 有正)
  • 最優秀賞 景品
  • りんごとジュースセット1
  • 優秀賞 景品
  • りんごとジュースセット2
  • 佳作 景品
  • りんごとジュースセット3

コンクールの概要

 8回目を迎えた「雪のみやこうたコンクール」には、ほぼ前回並の7469点の作品が寄せられました。
部門別では「一般の部」258点(3.5%)「高校・中学生の部」1034点(13.8%)「小学生の部」6177点(82.7%)で、高校生以下の子ど
も作品が、全体の96.5%を占めました。

今回も、大韓民国・釜山日本人学校のほか、国内各地から応募がありましたが、何と言っても青森県内の小・中学校の参加が圧倒的でし
た。これには、都市部の大規模校にかぎらず、地域の小規模校からの応募も目立ち、学校での「みやこうた」の広がりをうかがわせます。
テーマとしては、今回も「雪」をメインに、「自由句」も可としましたが、全体的にすぐれた作品が多く、これらの中から選ばれた117点
の入賞作品には特に味わい深い秀作が揃いました。

 「一般の部」では「冬の風景」「雪への思い」「春への期待」「人々の愛情」等を詠み込んだもの、「高校・中学生の部」では、さらに
「受験」「 除雪への感謝」等が加わり、そして「小学生の部」では子どもらしい「あどけなさ」が目立ちます。
特に小学校低学年は、たどたどしい筆跡で懸命に指を折りながら作句する光景がうかがえて、微笑ましくなります。
そしてまた、大人もさることながら、子どもたちの発想のユニークさ、感性の豊かさには感心させられずにはいられません。
こうした「小さな詩人たち」の綴る「みやこうた」のみずみずしさは、まるで春を待つ草木の「萌芽」を連想させます。そしてまた、子ど
もに人気の「みやこうた」は、「子ども同志」や「親子・ファミリー」でも気軽に取組め楽しめる新文芸であるとの思いを強く感じます。

 「子どもたちの純粋さがにじみ出ている」「読めば読むほど味わい深い」「のびのびして、大人顔負け」等々は、審査に当たった当会会
員の率直な感想です。
 今年は、東北新幹線青森全線開業により、青森がさらに全国から注目されると見込まれる中で、「みやこうた」が地域の文芸・文学をは
じめとする文化活動への動機づけや、教育効果、生涯学習効果を発揮するようになれば、この上もありません。
老若男女、初心者・経験者を問わず、誰でも気軽に取組める「みやこうた」を、ぜひ活用し、楽しんでいただきたいと思います。
  • 文責:みやこうたを創り楽しむ会
  • 会長 湊 望(みなと ほまれ)
  • 〒030-0844 青森市桂木3丁目17-8
  • TEL・FAX 017-723−6838